Leica M9+summicron 35mmF2/7

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Leica M9を久しぶりに取り出した。jpeg/RAW同時記録で撮影している。現像ソフトによるのだろうが、RAW現像した画像とjpeg撮って出しを比べると、明るい部分はRAWの方が良くて、このような条件でのシャドウ部の擬色はRAWの方がやや多いという意外な結果である(画像の緻密さも大差ない)。もう少し実験しないと簡単に結論は出せないが、後処理を追い込めば、センサー交換後の青味が勝ち、かつ露出アンダーになりがちな状況(これが使っていない原因)に答えが出せそうに思う。なにしろ老後のカメラとしてLeicaのボディ・レンズ群を最適化させないといけないのだから...と書くと「引退」と思われがちだが、常に5カ年計画で過ごしてきたので現役中に準備を終えておくのである。実際は当分はZ6/α7系で撮影する…。

こちらはRAW現像した今日の平凡な夕暮れだ=画像が小さいためシャドウ部の擬色は見えない…CCDセンサーはダイナミックレンジは狭いがレンズ(summicron 35mmF2/7)と共に味がある。

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