武内神社

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伝稲屋妻城のある城山(これは現在でもそう呼ばれている)を下ったところに武内神社が鎮座している。河井寛次郎も愛したというノンビリとした旧街道の北稲八間集落の外れである。正月用の白木の鳥居がたいへん珍しい。

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境内に上がると、これもこのあたりでは珍しい、やはり正月だけの「砂山に松の小枝」が左右対に作られている。祭神は天孫系の合祀は当然としても、注目する点は武内宿禰が中心に祀られていることで、蛭子神や住吉神などの航海や水運に関連ある神々も合祀されていることである。

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拝殿が絵馬堂を兼ねており、新旧たくさんの絵馬が掛けられている。そして本殿裏側に小径があり、城山へ向かう古道だと思われた=これは次回訪問時登ってみたい。

武内神社/精華町