舞鶴へ

f:id:xnagy:20190820201214j:plain

月~火曜で舞鶴-若狭地方へ旅をした。この夏初めて(で最後)の取材旅行である。10年程度前から始まった高野川. 静渓川の架橋工事は進展をしていない(3年ぶりに工事現場を見た)…両側の道路整備は多少進んでいるのだが、肝心の橋がまるで進んでいない。それというのもこのあたりは川湊で漁師船は自宅前の堤防に係留していて、それが至便性が高いので、橋ができると漁船は橋の下を潜れないため海の近くの船溜まりにまとめて置かれることになり、かなり不便となって反対する人も多いようなのである。元の国鉄舞鶴線の線路跡を道路にするため立ち退き問題はほとんどないのだが、川での係留は江戸時代から続いている慣例のため当局も無視はできないのであろう。鉄道時代は船の至便のためこの場所に可動橋が架かっていた。

上は東側から見た橋のたもと、向こうの低い場所まで架橋する。下は西側から見た架橋現場、元の線路横には住吉神社の森がある。さて、いつになることやら…橋と道路は西舞鶴港と市街地を結ぶためのもので、住民にはあまり利益がなく、騒音だけが増える困った存在でもあるだろう。ここの横の船大工作業場を訪れての感想である。

f:id:xnagy:20190820201231j:plain

2000年の同じ場所から…船の数が減ったぐらいで根本的な景色は変わっていないように見える。

f:id:xnagy:20190824110239j:plain

f:id:xnagy:20190509220202j:plain

今回は翌日の船漕ぎ祭りのためにも軽くて機動性の高いα6300+Zeiss Vario-tessar E16-70mmF4で撮影することにした。