島内へ

さっそく前回時間切れで終わった場所へ向かうため島内に入る…この時点で20mmレンズ(30mm画角)に後悔する。狭いので思った範囲が撮れないのである。それはともかく今年の台風被害はそれほどではなく、それでも新築の家は2X4ばかりで若者達の島の雰囲気が好ましい…映像民俗学と言っても骨董趣味ではない。

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どんどん登ると多くの島と同様、平地は少なく急な坂に家が軒をつらねて建っている…それどころか他所の屋根の上に出窓が張り出していいることもしばしば見かけられる。あまりズームレンズは好まないので=狭い場所ならズーミングよりワイドで近づいてアップの写真が撮れる利点あり=次の島歩き(予定では笠岡諸島)はフルサイズ24mmレンズを主としたい。

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港の風景

あっという間に篠島に上陸、かなりの人数が降り、そして乗った…このあと日間賀島経由で本土へ戻る。この島で降りる人は少なくて20名程度か? このあたりの色味がSONY NEX-7の特徴だ=無補正・リサイズのみ。

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高速連絡船の隣にフェリー埠頭があり、こちらは荷物中心だ。このあとトラックや商用車を中心に7-8台が乗り込んだ。航海時間が倍かかるが乗船料金は安いため、時間を気にしない人は車無しでもフェリーがお勧めだ…のんびりと海の景色が楽しめる。島に来ると本土よりやはり暖かい=比熱の差で陸は冷えても海水は冷えにくい(そして黒潮に近くなる)。

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連絡船

連絡船に乗る…便数は多く、それほど時間に神経質にならなくても良い。乗客も当然多くて、座れない人がでるぐらいだ。ただし本土側からたったの10分の航海である。大きな風呂敷をカートに乗せた人が目を引いた。

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乗客は12時45分の便なので島の人が本土から帰る(買い物や病院など)、釣り客、家族連れの観光客など多様である。平日なのにかなりの混雑だ。片道700円と多少連絡船としては高い気がする。向こうの平たい島が日間賀島(全島観光地)だ。

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篠島再訪

篠島

今日は三河湾篠島を日帰りで訪問した(遠いようで家の玄関から上陸まで3時間程度)…前回も日帰りのため島の西半分で終わり=4時間歩く…今回は東側を4時間歩いた。写真は高台から見た三河湾...左奥が知多半島師崎、右奥の島が隣の日間賀島、漁業(シラス漁は日本一)と観光で成功してきた島で人口が多く驚くような高台まで家が建っている。

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携行カメラは島歩き用に、α系ではもっともそぎ落とされたSONY NEX-7をパンケーキ20mmF2.8の1本勝負である。反省は狭すぎる局面が多かったため16mmF2.8(24mm画角)にしたほうが良かった点と、SONY NEX-7のファインダーが実記録画像と比べて「濃い」点を押さえられていなかったことである=α6000と比べると実際にネットリ感があるもののファインダーではそれが誇張されていた。それにしてもα6300/6500となっていって、そぎ落とされた感じが減っているのはどうしたものか?噂として新APSαカメラはα7のようなデザインになると聞いている…もっと大型になるような気がするが…全部でNEX7/α6000/6300を合わせて5台持っているので島歩きはまだまだ大丈夫だ(ホンの少しでも小型軽量が良い)。

それにしても4時間で720カット…一部連射は含むものの(jpeg+RAW同時記録はしない)歩きながら1分間に3-4枚程度の撮影(これが毎回)となっている=当然カメラは常に腰だめで構えている。デジタルカメラ写真術と言ってもいきすぎか?

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蟹満寺

今日は疲れたので、立ち寄った近所のお寺の写真を1枚だけアップ...蟹がご本尊という全国ひとつだけの寺で、その昔神仏習合の時代に蟹(水神)が暴れ川(蛇)をおさめたという故事がもとになっているようだ。

蟹満寺縁起

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Leica M9+elmarit28mmF2.8 3rd...単純なjpeg撮影で画像処理もしていないのだが良くさばけている。RAW現像すれば更に良くなる=筆者はCCD/Leica M型の絵が好きなので「新しいLeica」を使わないでいる。MOS/Leica M 262も持ってはいるが...それならC&N&Sのフルサイズカメラの方が良さそうに思う。

SIGMA sd-Q ファームアップ

SIGMA sd Quattro / sd Quattro H 新ファームウェアダウンロードサービス開始のお知らせ | カメラ | SIGMA|株式会社シグマ

SIGMA sd-Qのファームアップで、説明文に最新のSPP6を必ず使って下さいとあるが、前回のSPP6のバージョンアップから64bit版になっていて筆者のPCは32bitのためにバージョンアップできず、SIGMAに問い合わせると旧バージョンで現像等可能ということで事なきをえた。PC側はいつでもソフトの更新・削除・再インストールができるがカメラ側はメーカー送りにしないとファームダウンは不可能なので、簡単にはファームアップできないことになる。今回もSIGMAサービスに問い合わせて確認し、OKがでたところでファームアップ...後すぐに暗い室内でテスト、そして旧32bit/SPP6で現像してみた。問題は何も起こらず一安心である。暗いため感度が上がってやや荒くなったが同時記録のjpeg画像より格段に良好だ。難点は単純現像でも時間がかかりすぎることだろう。

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SIGMA sd-Q…たいへん筆者も気に入っている機械なのだが、使うチャンスに恵まれない。理由は、1.速く大量に撮るときには不適格 2.高感度に弱いため暗い場所には向かない 3.それでいてAPS機としては大きく重い …更にどうした訳かSIGMA sd-Q H用も含めて使えるレンズが非常に少ない。暗くてもワイドのパンケーキレンズが出ればもう少しチャンスも増えるのだが…逆にSIGMA SAマウントを止めるような雰囲気である(Leica Lマウントと合流)。下の実機写真を見ても分かるように一眼レフのフランジバックを持っているのだから、F2.8/16mmあるいは18mmぐらいのパンケーキCレンズは簡単に造ることが可能と思われるが...

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フルサイズミラーレスカメラ

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今日も少し時間があったのでヨドバシに寄って新機種を触った(SONYはα7-III)。画像のことは分からないが、色々な設定で使ってみると結局今の段階ではα7-IIIの勝ちである。慣れの問題もあるのかも知れないが新機種のNikon Z7 & Canon EOS Rはいずれも操作や反応が鈍いし、ファインダー倍率や視野率では良しとしても、EVFの見え方が劣るのである。長時間EVFで撮影するためには見えの良さは重要なので重視している…N & C は第二・第三世代を経ないと総合的にはSONYに追いつけないと感じた。おそらく画質的には追いついていると思われるが…。ただしα7系は4台も持っているので今更買い足すことも考えにくく、とりあえず今期(今年度=来年3月末)は現有カメラで通すことにした。

そろばん塾

筆者が子供の頃は学習塾より「そろばん教室・習字塾」に通ったものだ。昭和30年代はまだ「読み書きそろばん」だったのである。ここで古いそろばん塾の看板を見つけた…少しのぞくと営業しているようだ。まだ下町では生きているのかと思う。

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そして大通りへ出る。地下鉄の降り口近くには有料の自転車置き場があり、管理人のオジさん(たぶん公務員ではなく委託された近くの人)が頑張っていた。今回の15分の旅は終わり…ここは時々通るので少し道を変えて、またコンパクトデジタルカメラを持って歩いてみよう。

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f:id:xnagy:20181016190017j:plain XZ-1 1/1.7CCD

Zeiss Hologon 16mmF8 T*

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今日は天気も良かったためにRICOH GXR+Zeiss Hologon 16mmF8 T*で逆光撮影をしてみた(CONTAX G用レンズのMマウント改)。長く保管庫に眠っていたが今度使ってみようとテストした次第である。レンズそのものは収差もほとんどなく高解像でデジタルカメラ用として問題は少ない…あるとすれば周辺の減光と色味のことだけだ。これもRICOH GXRはマニュアルで周辺画像の調整ができるためHologonが使える唯一のボディであることは変わらない。ただし条件によって色の変化があり=この写真の場合道路の左が青く、右が自然な色である=一筋縄ではいかない。逆光に対しては非常に強く、画面左上の太陽に対して薄くゴーストが出ているぐらいでまったく問題なし。

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これとバッテリー共用のFUJIFILM-X100Sを持って寺巡りを敢行する。さすがにすべての撮影をこれだけでは難しい(^_^;)

大東幼稚園

大東幼稚園

道に面していきなり「大東幼稚園」の看板が…ただし通りからは入れなくて、おそらくミッション系の幼稚園なのだろうが、向こうの建物の裏がここにつながっているのだろう。高いフェンスがこの街を拒んでいるように感じる。ただし、この通りは平日に何度か通っているが一度も園児が遊んでいるのは見たことがない。周りは下町の住宅と店舗ばかりである。

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地元のオジさんたちもどこかへ歩く。すでに買い上げられた土地と、道路に記された水道管やガス管の表示が、再開発の近さを語っている。背景の家は平屋で、中二階の改装をしている。

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