春日大社の結婚式

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境内に入っても多くの摂社や碑があって、かなり歩いて(写真を撮るのでなかなか着かない)ようやく拝殿前まで来た。拝殿・本殿は南面するので右が山で左が奈良公園となる。一般の人が入れるのは拝殿前までで、多くの人が宮の規模の割に狭い遙拝所の場所に集まっている。ここまで来るとさすがに喧噪はなく、外国人もとても神妙な気分となるのであろう、詣るという感じではないが遠巻きにして眺めているように見える。

拝殿前、御神木脇で婚礼写真を撮っている…見ていると次から次ぎに交代しているので、大社のどこで挙式をしているのかは分からないが、かなりの数の結婚式があるようだ(そう言えば大安である)。ここでもelmarit28mmF2.8 3rdのゴーストは簡単に出ている。

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春日大社ふたたび

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鳥居をくぐると人だかりがあった...木陰なので何があるのか分からなかった。ここに写っている人々の80%が外国人である(ものの例えではない)。

木立の中へ入ると大きな鹿の像があり(最初はこのあたりの信仰にしばしば出てくる牛頭天王=祇園さんかと思った)この水で手などを清めてから大社拝殿に向かうことになっているのであった。

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閑話休題

笠岡諸島:真鍋島で親しくなったノラ猫...若者を中心とした猫島観光は、各地ですっかり定着した。

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過去10年以上、瀬戸内の旅を続けてきた(映像を通じた民俗・地理学の研究)。この2年間は関西沿岸の主として観光学的な取材で、兵庫・大阪・和歌山、そして徳島の浜辺を旅してきた。瀬戸内全体も猫島や瀬戸内アートも含めた新しい視点で歩きたいと思っている(あと数年で島歩きができなくなる年齢に達した)。そののち瀬戸内世界を映像を駆使して立体的に描いてみたいと考えている。

塩飽:飛島の連絡船待合所...郵便局は離島には欠かせない存在である。この島では待合室に郵便カブが置いてあり、配達員が連絡船で郵袋をかかえてやって来て、カブで島を回り(飛島は小さな集落が5-6ヶ所に分散している)配達と集荷して、また連絡船で本土に帰っていく。連絡船の本数が少ないため、かなり急がないと回りきれない。

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春日大社へ

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こちらはちゃんとした建物のある茶店(それでも基礎や建物周辺は仮設的である)、それほど大袈裟に言うほどとは思わないが茶粥が名物である。Leica M9のAWBはこのような条件では黄色っぽくなる...青い場所だと青くなるし、御しがたい性質=未完成なAWBといえる。木陰なので晴天モードにすると青っぽくなるはずだが、実際はそれほど変化はない。

かなり歩いてようやく春日大社の鳥居まで辿り着いた…本殿・拝殿まではまだ奥へ行かなければならない。道を歩くとこの程度の人通りとなる。このような条件ではLeica M9はフィルム時代のLeicaの雰囲気を出せるようになる。

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芸術家

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道を歩かずに公園の土の上を歩く。林の中で不思議な光景に出会った...青年が自然石を絶妙のバランスを取りながら時間をかけて積み上げているのである。なるべくジャマをしないように撮影していると、だんだん修学旅行生などが集まってきた...それでも彼は動じずに作業を続ける。東京・上野公園でもそういう人がいたが、公園は開放されていないといけない(上野公園では事前許可が必要)と思う。
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茶店

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さて奈良公園を進む…ここの「茶店」とはこのようなものが多い。公園や境内のそこここに小屋がけしたり、どうかすると露天であったり、以前より半減したとは言えかなりの数の店が奈良公園一帯に見られる。

この店に入る(暑いのでしばしば休む)...この日は平日なので人はやや少ないが、土日となると歩きにくいぐらいの人出となる。飲み物やわらび餅などがメニューだ(店によってはうどんなどの軽食もある)…なんと!この手の店によく似合う、昔のガラスボトルのコカコーラまで置いてある(まだ製造しているとは…)。ここの主人に話を聞くと、やはり昔から代々営業していて、いったん閉店すると、もう新規では許可が出ないとのことで(もちろん地代は支払っている)、昔の興福寺東大寺春日大社への参拝客をこのような形で受け入れてきたのだと納得する。現在は跡継ぎがいなくなり閉鎖した店跡地を公園として整備し、新規の飲食店は表通りに集めているようだが、このような風情はなく都会のカフェやレストランと変わらない風景となる。残念なことである。しばし休憩。

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興福寺:五重塔

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ようやく奥へ進み、本堂と五重塔の間から南円堂を眺めた…講堂など修復工事はなされているが、まだまだかつての大伽藍は再生されていなくて空間が広い。

五重塔を見上げる…このあたりのゴーストやフレアなどの火線の出方がオールドレンズ(筆者が若い頃のレンズなので、自分ではオールドとは感じない...)らしくて、現在の最新レンズでは、この「眩しさ」「暑苦しさ」を表現するのが難しい。

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賓頭盧(びんずる)尊

なで仏・賓頭盧尊者

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已然として南円堂付近を歩き回る...南円堂横に賓頭盧堂がある。本来「なで仏」なのだが、ここでは撫でられすぎて摩滅するためか網がかけられている。参拝者は手がようやく入る穴からほんの少し触れる程度である。

一言観音堂の並びに西国三十三所の朱印札所があり、となりは売店(ずいぶん古めかしい)で、お札などの仏教関係のもの以外に土産物なども売っている。現在は立ち退いたり廃業したりして減ってはいるが、少し以前には奈良公園全体に、このような売店茶店が数多く散らばって営業していた。もちろん現在もある(昔から続く「権利」のようなものがある)。

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南円堂

第九番 南円堂 : 西国三十三所

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坂道を上り、右へ少し歩くと南円堂がある(左は北円堂=こちらは普段は公開していない)。藤棚が目印だ…フジの開花の季節は美しい。南円堂以外に一言観音堂延命地蔵堂、西国三十三所の納経所・鐘楼などがこの一角に建っている。

藤棚の下から一言観音堂を見る…ひとつだけ願いを叶えてくれる観音さんが安置され、国宝の詰まった南円堂より、こちらの方がお詣りが多いように思われる。平日なので人は少ないが土日となると行列ができるぐらいである。

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奈良へ

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近鉄奈良駅を出ると、奈良市一番の東向商店街へ入る…雑踏を少し南へ歩くと左への坂道がある。なんの標識もないが、ここが興福寺への裏口なのである。向こうに見える車止めまでが公道、それから奥は興福寺の境内となる。

 法相宗大本山 興福寺

その境界には興福寺私製の歩道標識があり(通るたびに写す=だんだん古びていく)ここからが境内だ。20数年毎年一度は通る道である。

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Leica M9+elmarit28mmF2.8 3rd...この組み合わせが28mmでは最も合っている(ような気がする)。