大阪の風景 1

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寺社仏閣の旅も飽きたので都市の風景を掲出したい。上は冬の大阪城...数年前リニューアルされて訪問客も増えているようだ。今は梅林で賑わっていることだろう。下は海遊館のある天保山の大観覧車だ…今はどうか知らないが10数年前に乗ったときは日本一の径を誇っていた。乗るなら日没頃である…夕日に向かって回転していく。その先は大阪湾と六甲の山並みだ。

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CASIO ZR20

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2013年の今日、大阪天満宮へ梅見に行った…当時盛んになったエフェクトが面白くて(どこかに「写真は芸術」の気持ちが残っていたのかも知れない)CASIO ZR20のART-HDRでこんな撮影もしていたのである。作った絵と分かっていても、妙にリアル感が出てくるのも不思議だ…下は天満宮門前の似顔絵屋と客(話を聞くと実はサクラ…)=それから7年、もうやっていないかも知れない。東京:上野公園入り口の階段に陣取った似顔絵屋(何人も居た)も5-6年前から見かけなくなった。

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伏見:寺田屋

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龍馬通りを歩く…酒造会社と地元の商店街、三十石舟の運航など観光資源が協調しあって、かなりうまくいっていると感じた。近くに伏見稲荷伏見桃山城があるのも関係あるのだろう。

寺田屋騒動の宿がまだ残っていて、内部は資料館(予約で泊まることも可能ならしい)となっている。店の前の元駐車場は何かの施設を造りつつある。その向こうは堀割で、その昔は船着き場であった。寺田屋は船宿であり、勤王の志士の溜まり場ともなっていた。宿の内部は改修も最低限でとどめ、襲撃事件の際の刀傷や龍馬の拳銃の弾痕が保存されている。

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三重塔

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等高線に沿って歩くと、国の重文・三重の塔が見えてくる。元は奈良の寺にあったもので、江戸時代にここに移築されたらしい。相輪が非常に美しい。春になればさぞ新緑に映えることと思われる。

護摩堂や潅頂堂、各別院、宝物館などを経て最奥の観音堂を目指す(全部回ると時間が足りなくなる)。途中僧形(本当の僧侶がどうかは不明)の店主の営業する茶店があった。「三井寺弁慶力餅」とある…なかなか作法に厳しくて、立ち歩きはしゃぐ子供達を「聖地なのですから…」と叱責する声が聞こえた。ひょっとすると寺の直営かも知れない。

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摩尼車

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金堂から少し地道を歩くと名前のない堂が現れる。摩尼堂である。

中には巨大な摩尼車があり、鎌倉・長谷寺や滋賀・瓦屋寺でも見たが、ここのものは特に装飾などが凝っている。回転式で一周回すと一回お経を唱えたことになる(窓のような部分には経典が詰まっている)。小型の摩尼車はどこにでも見られるが、これほどのモノはあまり見かけない…現在、残念ながら痛みが進行し回すのは禁止である。堂の天井の彩色仏画もかすれていて修復が待たれる。仏像と違って戦乱や天災の時に担いでいくことはできないのである。

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Canon EOS Kiss M ... ほぼデフォルト設定での撮影だが、暗い場所での写りは素晴らしい…Canon EOS R6(廉価版らしい)が無印24-105mmレンズと共に発売されるようだが、それらを期待したい。

 

三井晩鐘

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金堂前の広場の端に「三井晩鐘」の建屋があり、鐘が下がっている(撞くのは有料)、近江八景のひとつにあげられている鐘である。確かに京都東山を背に「明日は京都」の夕刻の鐘の音は、東海道を歩いてきた旅人には万感の思いがあっただろう。

近江八景:三井晩鐘

反対の端には池があり、さっそく鯉が寄ってきた。冬にも関わらず元気で餌をねだる…おそらく年中温度一定の(12℃ぐらい?)湧き水が流れ込んでいるのと、今年の暖冬も関係しているのだろう。 私はこのようなケースでもPLフィルターを使わない=光の反射も絵のうちと思っているからである。フィルターはレンズ保護用としか考えていない…フィルターレスでも構わないのだが、フィールド写真家としては悪環境での撮影も多いことからレンズ面は保護したいのである。

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三井寺金堂

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金堂内に入る…ここから先は撮影禁止である。護摩壇の奥に三井寺の圧巻の寺宝(主として仏像群)が並んでいる。図録もあるのだろうが、ぜひ実物をここで見て欲しい。度重なる戦乱をくぐり抜けて現代まで残った=戦乱の度にその時代の僧侶が背に担いで遠方へ避難させたのである。

金堂前の広場…どこまでも境内は続いている。南面しているので右側の山を越せば京都蹴上に行くことになる。参拝者もこれだけ広いとバラけて混雑感はまったくない。

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べんけい鐘

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境内は山の斜面に広く高くひろがっており、歩きながら史跡を見てまわることができる。全部をつぶさに見るには1日では無理だろう…里山を散歩をするような気分でちょうどよい。少し高めの拝観料だがそれだけの価値はある。3月には秘仏の公開もある…私も3度目の訪問だが、写真を撮りながら説明書きを読みながらの参拝なので、まだ全部はみていない。欲張ることもない、また来れば良いのである。

霊鐘・弁慶の引き摺り鐘(重要文化財・奈良時代)

閼伽井屋、三井の霊泉

金堂の横に小さな社(堂)が建っていて、中を覗くと清水が湧いている。泉の上に社殿を建てたものだ。寺だがちゃんと水神が祀ってあり、その清水は境内に水路によって流されている…おそらく山門横の弁天池につながっているのだろう。

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三井寺の続き

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釈迦堂の防火用のバケツ…確かに水は入っていたが、これで火事から守れるかは不安である。建築材は枯れ切っているし...もちろん近くに消火栓もあるにはあるが人が居ない。先般の首里城のこともあるし、行政は文化財保存に予算を割くべきと思う。

広い境内には神仏混淆時代のなごりも多く見られる…何の神様かは書いていなかったが社があり(あちらこちらに社はあった)柱に立派な札(どうも修験道関係のようだ)があった。

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仁王と朱印

*やはり1ヶ月の画像アップ量の限界を超えていたようで、2月に入ったためにブログは復活できた。これからはあまり重いデータをアップしないようにしよう。

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仁王門の吽形像…AFだけなら網にピントが合うが、少しの工夫で木像に合わせられるフレキシビリティもCanon EOS Kiss Mは持っている。理想的な記録カメラだ…フルサイズ版の登場を切に期待する。

仁王門横に拝観料受領所があり、そこに三井寺の朱印の例が飾ってあった。さすがに大寺院、12ヶ所(塔頭や別院が多くある)もの朱印が貰える…当方の目的は西国三十三所だが、それは境内の一番奥の観音堂まで歩かねばならない。その他も受付ではなく各寺院・堂宇で受け付けている。一歩境内に入れば周りは山に囲まれて静かなものである。遠くで大津競艇場のモーター音が微かに聞こえてはいるが…。

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