初夏の東京

小石川後楽園…東京ドームのすぐ隣に広大な緑地公園がある。東京ならではの旧大名藩邸が都内各所に公園・庭園として残っている。もちろん自然のままではなく専門家による手入れは周到になされている。便利な場所にあるため、かなりの人数が入っているが面積が広く、多くの木々が茂っているため人影は自然にまばらに見える。LUMIX GX8+G VARIO12-60mm F3.5-5.6...OLYMPUS PEN-Fと比べるとAEは明るい方に引かれやすく、輝度差があると明るい方を優先するようだ。f:id:xnagy:20180719184000j:plain

ショウブ畑…かなり奥にあり、ドーム併設のジェットコースターが見えている。そしてその嬌声やイベントの音も聞こえてくる。少し木立の中に入れば草木に音は吸収され、ごく静かな空間となる。f:id:xnagy:20180719184038j:plain

能勢妙見山をあとに

森の中を駐車場へ向かう…石段に弱い人は行きも帰りもこちらにすべきだろう。境内まで上がってしまえば大きな高低差はない。ふと見上げて撮ると、LUMIX GX8と同様にOLYMPUS PEN-Fでも独特のマゼンタフレアが出る(同じセンサーか?...出るとき出ないときがあり、規則性はまだ不明)…レンズのせいではなくセンサー・ボディ由来のフレアで、G9ではコレが改善されているらしい。私もGX9の登場を待ちたい…海外ではGX7-IIIをGX9というネーミングで売っているらしく、ひょっとするとパナは今後G系に力を入れ初めているのかと勘ぐりたくなる。私の希望とは異なり、OLYMPUS同様にどうも「一眼レフ型」のミラーレスが人気があるようなのである。f:id:xnagy:20180718230615j:plain

駐車場へ…休日でもこの程度だ。暑い中観光オフシーズンらしくケーブルカーも止まったままである。ハイカーも居ないではないが、なにしろ集落から遠くて道も急傾斜なので、その数は少ない(それに暑すぎる)。 これで能勢妙見山への小旅行も終わりとしよう。f:id:xnagy:20180718230630j:plain

境内裏門

裏参道を歩いて境内の外へ出る。表門と異なり大正レトロ(アールヌーボー様式)の門柱と門灯が印象的だ…なぜこのような様式となったのかまったく不明、一番奥が廃業となった旅館、門の左が久遠結社の社、木立に遮られているが右に簡易郵便局がある。f:id:xnagy:20180717192904j:plain

そして裏門の先には裏参道がまっすぐ2km先の奥の院へ向かって延びている…ただしあまり使われている道ではなく進むべきではないと暗示されていた(現在、奥の院へは別の道がある=いずれそちらも訪ねたい)。それで裏門脇からトラバースして表に回る新しい道を進む…上の門の写真でいえば左へ曲がる。f:id:xnagy:20180717192921j:plain

裏参道

廃業した旅館の先には、なんと簡易郵便局があり、往事の繁栄がうかがわれる。現在も稼働中(ATMもある)。f:id:xnagy:20180716131545j:plain

そして「久遠結社」の小さな社があり、どうしたものか壊れた馬の像がいくつも安置されていた。その奥にも由来不明の社や堂宇が朽ちていきつつ、しかし石像物だけは残っている。OLYMPUS PEN-F=木陰でのAWBが弱く、このようなシーンではかなり緑に傾き、これは色補正をかけている。f:id:xnagy:20180716131601j:plain

旅館

つい最近まで営業していた参道の旅館…平成28年5月31日閉店と張り紙がしてあった。このような旅館が数軒あったようだが、現在営業しているところは無いように思われる(建物だけはまだ何軒も残っている)。信心が相応に盛んで、かつ交通に不便な山奥の故に営んでいけたのだろう。f:id:xnagy:20180714225537j:plain

しかし車道や駐車場が整備され、ケーブルカーなども導入された結果、宿は使命を果たし閉めることになったのだろう。f:id:xnagy:20180714225550j:plain

妙見の森

星嶺の近くに杉の巨木が立っている…その横に今は閉鎖されている洋館が建っている(おそらく以前の信徒会館)。湿度が高いため単独で生えているにも関わらず幹には苔がむしていた。f:id:xnagy:20180713220951j:plain

こちらは裏参道からの帰り道の深い森で…深い谷の源頭をトラバースして表参道へなだらかにつながっている。裏参道の道はまっすぐ下に下りていくが、そちらは道が絶えたらしく通ることはできない(階段の残存は見えている)。そして道を歩いていると返納のお札でも燃やし始めたのか、お香の香りの混じった煙が上の境内から下りてきた。表の上昇気流は冷やされて裏では下降気流となっているようだ(山頂は右側50mぐらいの場所にある)。そこに光があたって幽玄な雰囲気となる。ここで陽の神をようやく感じることになった。f:id:xnagy:20180713221005j:plain

方位盤

北辰信仰(北斗信仰)の要になる方位盤...星の運行とこれを使って占う。どうしたものか(必然か?)陰陽道と同じである。ただし両者の関係は似ていて違うものである。この辺のことは後日…f:id:xnagy:20180712194013j:plain

更に別の堂には「北辰結社」「神王講」など剣呑な奉納額があり、戦前までは(今もか?)かなり過激な信心だったと見られる。肝心の神様(妙見大菩薩)はどこへ行ったか、ここの境内では感じ取れなかった。いつも信者から見た信仰と神から見た信仰は異なるのである。f:id:xnagy:20180712194029j:plain