三十三度石

境内に入っても先は遠い。まずは西国三十三所にちなんだ「三十三度石」が建っている…何度も改修された跡があり、背面の寄進者や寄進年は判読が難しい。

参道は境内に入ると両側は杉の巨木が並んでいる。前回来たときは春で、風が吹くたびに花粉が大量に飛んでいた。スギ花粉症の人は二-三月には近づかないのが無難である。

境内地図…かなり広い。かなり参道を歩いて、ここから斜面を上がって各堂宇や社を見て歩くのはなかなか大変で、2-3回に分けて回るのが良さそうだ。実際2回の訪問で、全体の2/3しか見ていない。

本堂に近づくと今度は百度石がある。ようやく本堂も含め多くのお堂や手水場などが見えてくる。

本堂へ登る階段…地図にあった各堂宇は更に上にあり、地図より斜面は急になっていく。本堂は改築中である。「残念」とは思わない、希な工事中に遭遇し、記録として「良い機会」と思うのである。更に重い足取りと撮影の高揚感と併せて上がる。