Nikon D800 + NIKKOR 24mmF2.8D

今日は撮影に行くつもりだったが、きのうとはうって変わった雨模様のため、きのう多くのカメラで撮った簡単テストのひとつを出してみよう。10年ぐらい前に買ったD800だが、機構ブレを嫌ってあまり使ってこなかった(今も新品同様)…しかし種々の設定で試して、概ね手持ちでも大丈夫な状態となっている。フィールドに持っていくには単焦点レンズ(特に軽いDタイプ)が良いと考えてテストしてみた。確かに合焦にいたる作動は賑やかで動きもスムーズとは言えないが、モーターを内蔵しない分、軽く小型にできるのである(私のNIKKORレンズ群もDが多い)。

さて玄関前を例によって撮影(F5.6/AWB)…順光の写りそのものは新しいGタイプのレンズと変わらない。絞り開放から1段絞れば完全にOKである。

上の切り出し…ここでも良い感じに写っている。作動音以外は問題ない。これからはDタイプの単焦点=20/24/28/35/50/60MC/100mm(これだけトキナー)を駆使した撮影も増えていくだろう。

しかし太陽を画面に入れた完全逆光となると、古いレンズ設計・古いコーティングのために一時代前(二時代?)の絵となる...筆者はこれも逆光感があって悪くないと思っているが、一般的にはナノクリレンズにはまるで敵わないだろう。もちろん、このような極端なシーンでなければ気にするほどではない。