今日は阿波座のギャラリーに「浪展」を見に行った。関西ではもちろん、全国でも最も古くからの写真クラブである「浪華写真倶楽部」の展覧会である。筆者も40数年前に1年半程度在籍していた倶楽部で、忙しくなって脱退した後も展覧会はなるべく顔を出すようにしている。
ギャラリー(大阪府立江之子島 文化芸術創造センター)のビルの前には再開発に乗り遅れた三角地があり、例によってショートケーキ型の建物が建っている。右にセンター、左は高速道路と地下鉄(ここから地上へ出る)、そして郵便局その他の公共施設が並ぶ。
大阪市青年聯合團の碑がギャラリーの前に立っているが、やはりこのあたりの再開発前は似たような公共施設があったものと思われる。
懐かしい40数年前一緒に写真を撮っていた古参の会員に出会った…作品は相変わらず「光と影の光景」である。それも良いと思う(許可を得て撮影)。おととし来たときより全体にはアート感が強くなったように感じた。
カメラは購入後、初めて外へ持ち出すLeica CL bauhausだ。特段に意味はないが、カバンに入る小型のものを探していたら(そして倶楽部会員に敬意を表して)ちょうど良いカメラがあったのである。描写はボディ・レンズ共にとても軟らかくて好い感じである。やや露出が明るく出やすい(上の写真では少し暗く補正している)。