寺をあとに

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あるはずの寺号・扁額も見られなく、本堂は閉めきってはいるが、人の手が入っており荒れてはいない。向こうの建物はすべて民家である。

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裏に回ると(表ではないところに意味を見る)、古い板碑のような大石板に仏像が彫られているが判然としないものや、崩れた五輪塔や画面から外れているが半分に折れた十三重石塔が本堂から隠れるように残っていた。この横はまた民家である。

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本堂前には蓮が育てられていて、なんとなく再興の機運もあるようだ。日当たりの良いあちらこちらに花や花木の苗が育てられている…このような動きは始まったばかりのようで次に来るときが楽しみである。雨も上がったので、ここらで帰宅することにした。