本堂前へ

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山門から正面に弁天池があり、その周りは色々な植物が植えられている。今が盛りのコデマリ、池畔に自然に生えているように見えるが、実際は手入れがなされていて、このように優美に咲くのである(筆者の庭のコデマリは塊で咲いている)。池の真ん中に社がある。

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池を右に回ると本堂だ。カエデの古木が葉を伸ばして、その先に本堂が座っているという趣向である。 OLYMPUS E-1のダイナミックレンジは狭くて、思わず加工したくなるが、ここは明るさの調整だけにしておこう(評価測光も中央部重点で現在の機種とは様相が違う)。

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本堂前から、池ごしに国宝の三重塔を木の間から見てみる。ここではE-1の「濃さ」が光ってくる。新緑と言うより初夏の景色のようだ。

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その背後の本堂、この奥に国宝の九体仏(九品仏)が鎮座している。中には過去4回入って詣っているし、現在仏像を順次修復していて7体しか見られないため、全部揃うまではお預けということになる。

9体おそろい、しばらくお預け 国宝仏が修理へ