多度津港

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雨の多度津港。港町の風情が残っている…往事はここから上がって金比羅さんへ詣ったもので、そうとうに栄えた港だ。現在は港の先の埋め立て地に巨大なドックがあり、大型船の整備や点検が盛んにおこなわれている。ここから出る離島フェリーは高見島と佐柳島への便で、2年ぶりに見ると塗装が新しくなっただけではなく、内部もリフォームされて良くなっていた。

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さて出航、雨が降ってもやはりオープンデッキが好い…今回で5度目の乗船だが、25分の航海、特に出船入船の景色は中にいては味わえないものである。島民の乗客も同じ気持ちなのだろう、半分雨に濡れたベンチに座って景色を眺めていた。天気予報では午後から晴れることになっていたが、pm2の出港時では雨足はまだ衰えていない。

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港を出たところからドックを望む。もちろん造船もするのだが、また造船不況が来ているのか、新造船より古い船の整備が中心となっている。左の山が讃岐富士である。これから高見島(10年で3度目の上陸)へ向かう。