二月堂舞台

f:id:xnagy:20210416181511j:plain

ようやく二月堂の舞台へ辿りついた。見晴らしも好く、清水寺の舞台と異なり満員になることもないし、ちょっとした椅子も用意されて、ノンビリ休憩しながら景色を楽しむこともできる。一番高い山が大阪との境の生駒山だ。

f:id:xnagy:20210416181527j:plain

舞台の袖から見た、筆者の登った道の反対側の階段。こちらの方が楽そうに見える。階段の向こうが三月堂である=建築史的にはこちらが重要。

f:id:xnagy:20210416181541j:plain

舞台から正面を眺めた。森の向こう、生駒山の方に見える三角屋根が大仏殿だ。眼前の大木が視界を遮り、少し不自然な景色だが小さな社の御神木らしく仕方がない。このように見ると、かなりの高さから見おろしているにも関わらず市街地の建物はほとんど見えず、森の中にポツポツと寺社の屋根が甍が見えているばかりで、奈良公園の施策は大当たりだと思う...40数年前にはこんなに森は茂ってはいなかった。