二月堂

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しだれ桜の下の三叉路、追分けとなっていて分かれる場所には道標が建っている。古くからの道の景色が残っている=たいていの場合、現代と違って追分けの道は左右に分かれたあと、まったく違う方へ行って、途中で横道で戻ることはできず、この追分けまで帰ってくることになる。二月堂が近くなった。

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石畳の道を歩いていくと両側に庫裏や宿坊の建物が迫ってくる。緩やかに登ってきたために標高を感じない楽な道である。

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二月堂に入る…少しばかり急階段を登らないと舞台まで行けない。左右から上がれるのだが、どちらが楽なのだろう。高齢化社会、これは大事な問題なのである。もちろん車いすを使う人のために、裏側に車道は用意されている(資材の運搬にも欠かせない)。