NIKKOR AF28-70mm/F3.5-4.5D

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また新しい中古レンズがやって来た…NIKKOR AF28-70mm/F3.5-4.5Dである。1992年の発売だけは間違いないが、詳しいことは検索をしても諸説があり良くは分からない。古い、しかしフィルム時代のコストダウン合戦になる前の初期AFレンズで、これだけ使用されていない個体を触ると、当時の仕上げの良さが分かる(Aiニッコール系デザイン=カメラが贅沢品だった)。最初はDではなくSだった…何がどう変わったのかは不明だが(レンズ構成は同じでCPUが改良された模様)Dレンズの良品は数が少ない。純正のフードはもうないので、中古品(高騰している)か汎用品を探すことにする(52Øなので私の在庫で簡単に見つかる)。3200円とべらぼうに安い良い買い物だった(オークションではない=1ヶ月保証)。

ニッコールレンズ 諸元表

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昼頃は晴れていたので庭の撮影…地味なのはD750の設定がそうなっているからで、もう少し設定を考えたい。驚いたことにファインダーを覗いたときに確認できる(28mm)タル型歪曲収差もjpegボディ補正が効くのである。

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絞りF5.6/28mm...午後3時にはベタ曇りとなった。ワイド側が特に良く、デジタルカメラ時代の28-80mmズームよりいい画質だ。AFはやや遅いがボディとピントは合致している(調整不要)。絞り開放から充分使え、あとは絞るにつれ良くなっていく。望遠側はワイドより画質が落ちて、実用範囲とはいえデジタル時代のキットズームにかなわないようだ。このレンズを買うときはDタイプにすべきで、Sや無印の同レンズは今のデジタルカメラ(D610やD750 etc)では連動性に問題が出る可能性がある…動くには動くがexifが変に出たり、絞りが微妙に適正でなかったり…。