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田圃の隅に一本の梅の木があり、三分咲き程度に開花していた。その上には大きな栗の木も植わっていたので、梅の枝や根方に栗の実がたくさん見られた…私の生家も農家だったので同じだが、畑や田の隅に自家消費用に実の成る草木を植えていたのであろう。今は栗も梅も採らなくなったので半野生である。これら以外にも別の隅に柿や柑橘が植わっている。 そして林の向こうの明るい竹藪は自衛隊の敷地になっている。

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私有地と敷地の間は柵で仕切られている。鉄の柵が自衛隊が施設したもので、板材は鉄柵が錆びて、所どころほころびている場所から田畑にイノシシや鹿が入らぬように農家が設けたものである。予算がないのか鉄柵や鉄条網はあちこちで腐っていて、山の中では境界がハッキリしなくなっている。

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さて田圃をグルリと回って隣の元出作り小屋に来た。こちらの小屋は半倒壊していて放棄されたままだ=ここも20年ぐらい前は使われていた。もう一軒の小屋は壊されて更地となり、擁壁を整備していて何か建物が建つのだろうが、場所が場所だけに規制が厳しく、建設はまったく始まっていない。