だいぶ陽が傾いてきた(1時間半境内とその周辺を歩いた)ので、そろそろ帰り支度で、三重の塔の前から本堂を見た。僅かな数の参拝者も帰りはじめ、人影はない。
山門から参道を見る…いつもそう思うが、寺の規模や格式から考えると小さく地味な山門である。おそらく昔は仁王門が建っていたのだろう。
駐車場に戻ると、1時間に1本のバスがやってきた。古い看板と路肩の柑橘の木、そしてローカルバス、好い風景だ。これで今回の浄瑠璃寺の旅は終わり。OLYMPUS E-1は逆光に強い注意をはらえば、まだまだ現役で使えるカメラだった。