一休寺再訪

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昨日のテストに続いて三週間ぶりに近所の「一休寺」「普賢寺」にSIGMA sd-Qを持ってでかけた。三週間前は紅葉の始まりで、今回はお終いの時期で、先週あたりが一番だったものと推察される。それでもそこここにカエデを中心に紅葉はのこっていた。前回の一休禅師の立像を後ろから撮る…このあたりにモミジが多かった。しかし人出は前回の5倍ぐらいで、三密どころではない…複数の団体が観光バスで次々と乗り入れていた。

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本坊南園、天候は晴れたり曇ったり、少し寒いぐらいだ。 SIGMA sd-Qは前回のセンサークリーニングから300カット程度撮って、アトリエで確認すると、メカダストは1点だけであった(以前は200-300カットで多数の埃が付着した)…少し前進である。確認方法は簡単で絞りをF11-16にして空を撮って、PCのビューアーで見ればすぐに分かる。実際の画像では小さすぎて分からないレベルでもある(画面の左隅)。したがって今回の場合、F5.6までで撮れば実画面ではボケて見えなくなる。もちろん絞っても1点や2点ならレタッチでカバーできるし、また工場に送れば無償でクリーニング、それで無理なら対策品(シャッター)と交換という運びとなる。ただし対策品も完璧という事ではないらしい(技術者の回答)。SIGMA sd-Qにこだわるのは(小型軽量なFFミラーレスでいいではないかと言う意見ももっともだ)フォーマットの小ささがテレセントリック特性の擬似的効果を生むことで、絞りが開いていても高画質が望める点があるからで、実際昨日のテストでも絞りF4で充分な画質が画面全域で達成できている。そのような条件ではダイナミックレンジの広さ以外はFFミラーレスよりも良いぐらいだ。FOVEONセンサーは高感度ではだらしない性能のため、常に絞りは開いていて(ISO400-640どまり)、なおさらこのことは重要だ。