PENTAX SMC-BELLOWS TAKUMAR 100mmF4

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色々と手狭になってきたので今は使わなくなったボディやレンズの保管庫を整理・移動している(アトリエに45年前の巨大なタンノイが入ったのが主たる理由)…お金が無くて売ったモノや友人に頼まれて譲ったモノもあるが、原則的には使わなくなっても手元に置く習慣がある=どれも一度はお世話になった機材なのである。50年間に渡っての結果が今だ…自分で使ったもの以外にも、コレクションで買ったもの、友人・知人から「親の形見」を託されたものも何台もある。今回の整理で一番の発見だったものはベローズタクマー 100mmF4(この紹介は単層コートの初期型)で、以前に700円で買った「NEX-M42」アダプターがあるのを思い出してα7に取り付けてみた。最初は精度が変で、取付けが斜めになったが、アダプターのネジを緩めると簡単に回転し、まっすぐに取り付けられた。このレンズは友人から年代のバラバラのPENTAX SVと24mm/35mm/50mmとコレが親子二代で使ってきたカメラを貰ったもので、他のレンズは多少使ったが、さすがにコレは未使用のまま今日まで来た。マウント遊びはしないことにしているのだが、これは一度試してみる気になっている。室内で試し撮りをしてみると、Aモード+ISOオートで露出オートで問題なく写せることも分かった(少し大変だが手持ち撮影以外はしない)。絞りはプリセット式なので自動絞りより単純なアダプターを介した撮影では撮りやすい…さてどうなることか?土曜にテストをしてみよう。

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フィルターは懐かしい東芝製のモノコート49ØUVである。SV/35mm/50mmは親父さんが、24mm/100mmBELLOWSは友人が入手したものであろう。これらを貰ったのはデジタル時代になった20年ぐらい前だ。そもそも片づけのきっかけとなった45年ぐらい前のオーディオ製品(タンノイ・クォード・アキュフェーズ・マイクロ砲金プレーヤー等々)も知人の父上がこの度介護施設に入るために(当然持ち込めない)筆者が引き取ったものなのである。私もあと20年したら誰かにカメラやオーディオなどを引き継いでいかねばならないだろう。

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室内試写=α7+PENTAX SMC-BELLOWS TAKUMAR 100mmF4 SS1/60 F5.6 ISO1600 手持ち撮影...上等である。単に近寄れるだけではない、これがテレセントリックレンズなのが大事なのである。