Canon EF28-90mm/F4-5.6 USM

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今日は一昨日のCanon EF28-90mm/F4-5.6 IIIの最初の型EF28-90mm F4-5.6 USM を試してみた(2000年発売)。似たような造りに見えるが、新しいレンズはDCモーターで、より古い1stモデルはUSMでAFは速くて静粛である。これに限らずキットレンズはどれもコストを抑えるため、各部がほとんど樹脂製でズームリングはガサガサと動き品質感は低い。当時はCanonNikonPENTAX.minolta...etcの多くのメーカーがしのぎを削っていたのである。しかしその競争によってズームレンズの開発は進み、それ以前より性能は急速に良くなったと言えるだろう。

f:id:xnagy:20200625193212g:plainメーカーサイトの説明は違っていて(時々あることだ=なにしろ28-90mmだけでも4種類ある)球面レンズだけのレンズ構成となっている。時代を反映してエコガラスのみの使用と謳われている。

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28mmF6.3/6D撮影(薄曇り)...III型に比べると絞り開放だと周辺光量・画質が落ちて、これぐらい絞らないと追いつかない(F8-11なら、なお良好)。しかし絞ると立体感のある良い絵が得られる。中央部は開放から問題ない。50mm/90mmでも同様の傾向でF8にはしたい。

逆光テスト…Canon EF28-90mm/F4-5.6 IIIに比べるとゴーストは似たようなものだが、ややフレアっぽくなる(28mm/F9)。

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