砥石工場跡

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通りへ下りる…バス道と言ってもマイクロバスが通れるだけの道幅で、この道を日に数本走っていて、どこでも手を上げれば止まってくれるデマンドバスである。しかしこの道は古来から山城・河内・大和を裏からつなげる重要路であった。向こうの山を越えて、追分けを左へ行けば生駒の端に出て、右へ道をとれば枚方の奥に出る。

さて今回の近所への旅を終えて平野部に出ると、かつて地場産業だった砥石の生産工場跡が一軒だけ残っている(20年前にはもう一軒あった)。もとより生産はずっと前に終わっているのだが、取り壊されずに倉庫として残してあるようだ。

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ずいぶん僻村のようだが、自宅から車で10分以内、また迷路のような道を歩いてみよう…地形が複雑なので見逃している場所も多いのである。