国道1号線

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北向山不動尊前は大通りで、それと交差する更に大きな道は、国道1号線だ。今から60年前の子供の頃、1号線の近くに(ここではない)短期間住んでいて、その時の印象を思い出した…当時まだ古い家や空襲の焼け跡の空き地の真ん中を、今は見かけなくなったコンクリート舗装の1号線、まだ自動車優先の雰囲気で(乗用車は少なく、トラックやオート三輪が多かった)道路を渡るのはかなり怖かった(幼稚園に行くには渡らないといけなかった)。それ以来大阪から東京の間で1号線を見かけると、あぁここを歩いていけば、いつかは昔の自宅に帰れるのだと思ったものだ。街道というのは記憶に張り付いている(生家は国道2号線の近くだった/もちろん田舎)。

ふと下を見ると、遠目には立派な交差点だが、ほとんど人通りはなく手入れ不行き届きの雑草が生え放題である。国道の手前は寺や陵墓地、向こうは工場や倉庫群、上は第二京阪道路につながる道なのだろう。そして奥には京都南インター…ほとんど人は住んでいない様子だ。

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