伏見:竹田

f:id:xnagy:20191216191533j:plain

今日は京都市伏見区竹田から城南宮を歩いた。竹田には今から40数年前に二度来たことがあるが、大きな開発(特に道路)があって当時の面影はほとんどない。駅の周辺に下町風情(裏町とも見えた)は少しだけ残っていた。観光ガイドには城南宮まで徒歩15分となっていたが、それは無理で(早足なら可能か?)写真を撮りながら30分かけて歩いた。竹田の鴨川沿いの染物屋に二度来たことがあるだけで城南宮は初めてである。

f:id:xnagy:20191216191558j:plain

カメラはおとといと同様、Leicaにした=いくらフィルム時代にライカ使いだったからと云ってもデジタルカメラになって14年、もう使い方が難しくなっている(今のカメラの進歩は極端に早い)。しかし老後カメラとして使うので少しは慣れ+機械のランニングをしておくことにしたのである(これからも時々登場)。前回はLeica M10、今回はLeica M-E Typ220(CCDセンサーのMデジタルの第一世代)+elmarit28mmF2.8 3rd(最初のロット=1979/Leicaの28mmの中ではこれがM-Eに一番相性が良い)で、バッテリー1個半で926カット(jpeg/RAW同時記録のため、実質は463カット)まずまずである。露出がスポットに近い中央部測光(絞り優先AE)のためシャッターの値は神経質に動き、どちらかというとハイライトに引っ張られてアンダーになりやすい。前にも記したようにAWBにも癖がある(今日は晴れていたので問題なし=一般的に国産カメラが温調になりやすいのに対してLeicaの場合は冷調となりやすい)のでRAWでも記録しているのである。MF距離計でのピント合わせは体が覚えていて問題ないが、露出の制御(つまり露出補正)はなかなか難しい(測光方式だけではなく国産フルサイズカメラに比べるとダイナミックレンジが狭い)…途中でマニュアル露光に切り替えたが、AE評価測光に慣れてしまった今、それが困難になっている…これをM6時代の勘に戻すのは骨が折れそうである。AE+露出補正の方が正解かと思われた。レンズは極めて良好である。

f:id:xnagy:20191216192326j:plain