また「途切れた堤防」へ

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また元の高野川左岸へ移動...途切れた堤防を反対側から。本来は堤防道路を造るはずが、ついに当局も断念した。道路は途切れたままで、堤防だけを付けたのである。歩道はあるが私有地に面しているので、橋の完成まではフェンスで囲って入れないようにしている。倉庫群は昔の回船問屋の倉庫で、元は建物のきわまでが川で、川から直接荷の上げ下ろしをしていた。現在は少しずつ取り壊されて住宅に代わっている…それほど急開発ではない。道路の右は倉庫を取り壊したあと駐車場にしている=私有地なので本来は通れない(つまり何十年もこのガードレールで道路は終わり)…Uターンして国道に架かる高野橋まで戻らなければならない。とは言うものの誰も駐車場を借りていないために地主も通り抜けを許していて、倉庫裏の魚屋町通り(細い道)に抜けられる。そして右が船大工小屋の跡地である。

更地にして、船の上げ下げの場所も堤防が付いて、こちらも話があれば住宅になるのだろうが、事務所と倉庫だけは残して(電気も水道も継続している)まだ親方は別荘のように使っている。これから親方に会って港談義に2時間話がはずんだ。舞鶴に来たとは言っても架橋現場の周辺を1時間半ぐらいウロウロしたのである。 で、次の訪問地へ話は変わっていく。

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2004年の船大工小屋から見た同じ場所とまだ若い親方(どちらもあれから15年歳をとった=85歳と66歳)…港の景観。

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「港の景観」