集落へ

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神社の階段を下りるとすぐに集落の路地になる。この島には自動車は1台もなく、スクーターぐらいなら何とか走れるだろうが、それも見たことがないし、地元の人への聞き取りでも無いそうだ。もっぱら徒歩、そして荷物のある時は自転車(独特の三輪自転車で畑へ行く)での移動である。

路地を入るとすぐにウミに抜ける。浜の道は本当の道ではなく護岸上の舗装で、ここに水道や下水管が埋設されている。人口が減ったとは言え生活感はまだまだ残っている。このあたりは島の中心近いため、人が住んでいるが、浜沿いの集落の遠い方(特に北側)から廃屋が目立つようになる。洗濯物と名物:三輪自転車=ちょっとした農具を積んで島の西岸(元の石切場跡地)の畑に通い、収穫した自家用の野菜などを積んで帰るのである。そして家の周りのほんの少しの平地も耕して花や野菜、果物を作っている。

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