bauhaus 100th

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先日のLeica CL bauhaus 100thモデル(099/150=日本には5台しか入っていない)に次いで、Max Billのbauhaus 100thモデル(0338/1000)を入手した。趣味の問題ではなく、二十歳の頃、初めて読んだ美術専門書「ザ・ニュービジョン」ラズロ・モホイ=ナジ著、以来バウハウスの理論や実践で今日まで来たのである。今を祝うしかないと考えた次第である。もちろんシュプレマティズムや構成主義シュールレアリズムなどの影響も当然に受けているが、コアになっているのはいつも現実的なbauhaus(細かく書くのは難しいが、つまりファインアートではない芸術)である。bauhausの後継(ナチスの圧迫で学校ごとアメリカに亡命した)であるイリノイ工科大学にも若き日に訪問した…末期にさしかかる筆者の創造人生を考えて、bauhaus 100thは感慨深いものがある。

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バウハウス