呂宋助左衛門像

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まず港へ下りると呂宋助左衛門像が出迎える(元は別の場所にあった)。そして対岸には龍女神像、その向こうには高速道路と大工業地帯、ちょうど1年前に来たときと同じ風景に見える。が、たった1年で大きく変わったことがすぐに分かった…対岸の白い護岸提である。女神像のところまでは呂宋助左衛門像の立っている付近と同じように整備されていたが、それより先は低い自然堤防のようなもので「これは高潮が来たらいっかんの終わりだな…」と思っていたら、ここがかなり嵩上げされ、しかも海側へ少し張り出して整備されつつあった。あとでその場所(北波止町)の住民に話を聞いたら、案の定去年の台風21号で、浸水こそしなかったが台風の南風で船が流されてきて、岸を乗り越えたそうである(各家の屋根にもビニールシートが目立っていた)。もとより護岸整備計画は以前からあったが、去年9月から突貫工事で急に護岸整備が進んだとのことである(まだ未完成)。新しい護岸の向こうは工場の土地で各々以前から整備されていた。

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これが1年前の風景...堤防の高さや幅の違いがよく分かる(と言っても堤防は無いも同然)。

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港の外側も土地が買い上げられ、あちこちで空き地をフェンスで囲っている…これも時間はかかるかも知れないが、港湾全体を大きな公園ゾーンにしようとしているためである。背後は古くからある大浜公園だ。