厳島上陸

船から下りると、まず広い連絡船待合所の隅にある観光案内所に立ち寄る=ここで観光マップを貰い、風でしばしば止まるロープウェイの状況から宿の情報まで何でも教えてくれる。隣は「売店」で昭和の雰囲気がここには残っている。

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外へ出ると広大な広場の片隅に古い碑が建っている。何度か書いているように、ここは厳島が正しい呼び名で、宮島というのは厳島神社門前町「宮島町」からきている。いつの頃からか(かなり昔)安芸の宮島と呼ばれるようになって、宮島=厳島というより宮島が一般化した。正式な地図表記も「厳島(宮島)」となっている。ここでも鹿は神の使いと大事にされているが、奈良公園と異なり鹿害への対策も比較的厳重になされている。鹿センベイは公式には奈良公園でしか売っていない。筆者も危なく手に持ったガイドマップを食べられそうになった。ここの鹿は奈良公園に比べると体が小さいようだ。

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