城山へ

水天宮の横から階段を上がると城山の石碑と出会う。参道はやはり掃き清められていた。

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城山山頂は人の手が入り、かなりの広さである。まずデンと城山水神天狗の石碑(これは新しい)があり、その他の小さな社や石碑に金比羅・八大龍王・天狗...八百万の神々が祀られている。特に社殿はなく、昔からの信仰の姿を想起させる風景である。

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その中で印象的だったのは自然石を据えた石碑で彫られた文字は判別が難しいが下の二文字は龍神(上は光川のように見える)で、横の「マエブレノ神」も最近書かれたものではなく、彫り文字が見えにくくなったため上から墨を入れたものである。このような不思議な神の憑りが照葉樹の森に点在している…山頂の霊場は蒸し暑く蚊や羽虫がたくさん飛んでいた。

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