Leicaの革ケース

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物置を整理していて大事なものを発見…約40年前、アメリカに武者修行に行ったときに、ある日系米人の婦人を助けてあげて(引っ越しの段取りと手伝い/Uホールでシカゴからヒューストンまで運んだ)お礼に貰ったLeica IIIfのケースが出てきた。亡くなった旦那さんの父親の形見だそうで、当然ながらまったく使えなくて(素人なら無理)置きっぱなしになっていたLeicaを当時コマーシャルカメラマンだった筆者に託したのである。どんな気持ちで渡したのか今も分からない(別の話だが日本でも亡くなった父の形見のLeica IIIf+ズマリット50mmF1.5を託されたことがある)。レンズはズミタール5cmF2が付いていた=もちろん今もボディと共に健在。ケースは40年前ですら30年ぐらい購入から経っていて傷んでいたためにカメラから外して置いておいたのである。持ち主のイニシャル"J.B."は今となっては誰か分からない…イギリス系のアメリカ人とだけは聞いていた。今日これが出てきて思ったこと...私も年月を経て色々な経験をしてきて、そろそろこの革ケースと同じになってきたな、と言うことである。さっそく手近にあったIIIaにセレナー3.5cmF3.5を付けて今日の記念撮影(^_^) 機械も筆者もよく頑張ってきた。

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