崖道を歩く

下に掲出した家を下から見上げた。間違いなく家より3倍程度のお金がかかった基礎である。擁壁は個々の家や行政が年度も方法もバラバラに実施したもので、造りが違っているのと何もない場所とがあり、おおいに危ない景色となる。

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聞き取りによると(初めて島の人に会った)ここでは元々は左の階段を上り敷地内を通って向こう側へ行ったらしい。その後擁壁が行政によって整備されて、その上が通り道になったらしいが狭すぎて蟹歩きをしないと通り抜けられない。今でも荷物などを持っていると左の道を通っているとのことである=したがって門も仕切もない。おおむねこのあたりが集落の上辺だ。

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