本殿へ

展望所(正式名称は不明)の山側に御幣が置いてあるだけの小さな祓所があり、ここで神職ではなく自分で(あるいは同行の人)御幣を作法通り振って身を清める。これは珍しいことである。

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そして階段を上がって本殿(兼拝殿)へ…岩場の上に建っているためとても狭い。前回来たときは平日で人も少なかったため(4-5年前)ここで若い神職と30分ぐらい天狗信仰談義をした…それを彼は覚えていて向こうから声をかけてきた。参拝者が信仰について神職と話し込むことはないので、覚えてくれていたのだろう。前回は「まだまだ勉強が足りなくて…」、今回は「まだまだ勉強を続けています…」本を読んだり先輩神職からの教えだけではなく、ご自分でも各地へ行って研究を続けているようであった。また来てみよう、そして天狗の話を深めてみたい。私はどちらかというと民俗系写真家なので文献より、まず写真記録と聞き取りが中心となるのである。

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