津久見:海岸寺

保戸島を早めに切り上げたので、連絡船を下りたあと津久見港の保戸島のある半島と反対側の半島を時間的に可能な範囲で探索した。このあたりはリアス式海岸のため各半島は海に長く突きだし、いろいろ見るべき場所が多いのである。まずは海岸寺(各地にこの名…

保戸島をあとに

雨が激しくなったため船便1本早く本土に戻ることにした。無理はしない、また来ればいいのである。 行きはオープンデッキから海の景色を撮れたが、帰りはとても無理なので客室へ乗った。陸地はすぐそこに見えているが長い半島の先端部で津久見港はこの半島の…

保戸島港

港へ下りたがほとんど人は歩いていない…この人は連絡船付近以外では3人目に見た人だ。大雨のためか船も出漁せずに係留されたままである。 港の前の場所は新しい建物(居宅・旅館・漁協その他)が多く建っていて、便利な反面、外洋に近いこの島では津波に対…

海辺へ出る

やって来たおばあさんに話を聞くと、これから急階段を登って海徳寺にお詣りにいくそうだ…やはり昔より信心は薄れているとのお話しであった。 そして海辺へ出た…下の地図のとおり浜は左右に開発がなされ、若い人は新しい低地の家に多く住んでいる。ここだけは…

ムラの中へ

海徳寺の上からも見えていたが、1000人の人口を有するといっても、新しい家は鉄筋コンクリート3階建になる代わり、古い廃屋や以前に取り壊された家の跡も目立つ。島全体としては漁業で成功していても、それとは別にして都会へ出る若者が多いと推測される。 …

海徳寺境内

境内はこのとおり崖を削った場所としては広い。右の観音像は海難事故の慰霊碑を兼ねている。 しばし休息ののち急階段を下って港方向へ向かう。今度は低い場所の記録をとることにした。

閑話休題

中国製のコピー商品時計を入手した...有名なドイツのNOMOSタンゴマットのコピーである。ブランド名は"FEICE"だがロゴのデザインを"Feike"としか読めないものにしている。綴りが違うがウイットの効いた会社とも言える。単なるフェイク物と異なり、仕上げや材…

海徳寺

対岸の加茂神社から見ると法照寺と隣どうしになっているように思われたが、やはり直接は行けず、曲がりくねった坂を上り下りして、ようやく次のお寺「海徳寺」に着いた。ちょうど若僧子が何の合図か小さな鐘を敲いていた。ここの境内は広く本堂の軒も深いた…

法照寺

民家が建て込んだ「道なき道」を登ったり下ったりしながら進む…視野が狭いのでどこをどう歩けば合理的なのか分からない。道はまっすぐついている訳ではない。 そしてようやく対岸の第一番の寺「法照寺」に着いた…お大師さんが立っているので真言宗だろう。寺…

崖道を歩く

下に掲出した家を下から見上げた。間違いなく家より3倍程度のお金がかかった基礎である。擁壁は個々の家や行政が年度も方法もバラバラに実施したもので、造りが違っているのと何もない場所とがあり、おおいに危ない景色となる。 聞き取りによると(初めて島…

村の中へ

神社の境内から崖沿いに高台を歩く=かなり道は狭く、手すりもあったりなかったり…落ちたら大けが間違いない。目前に怖い場所に建つ家を発見した。小屋のように見えるが一階にドアホンもあり確かに人が住んでいる。 そして道は幾つにも分かれていて、港に直…

加茂神社

雨宿りを兼ねて加茂神社で一休み...狭い階段を登ると島にしては広い境内となっている。拝殿の階段に座って昼食を摂った。 拝殿内に入ると水蒸気でレンズが曇る。社殿はきれいに整頓されて、島民の信仰を集めていることが分かる。しばしの時間ここで休憩をし…

集落・港を遠望

かなり高くまであがり集落の西側の加茂神社の鳥居前から町を見る…なるほど低い場所ほど家は新しく、上ほど昔の家が多い。寺の裏は広い墓地である…島ではお墓がどんどん増えるが土地は限られているために斜面や海岸沿いに広がっていく。 港の方向を見ると、や…

台風

今年の夏は地震・大雨・台風と自然災害(地球温暖化と関係あるなら自然災害と割り切れない...)が続いた。我が町は災害に非常に強い社会資本整備がなされている特別な地域なので、まったく被害はないと言ってよい…しかし他地方においては甚大な被害が出てお…

水道

島ではもっとも大切な資源「水」の配管…もちろん簡易水道だが、厳重に取り扱われている。このバルブは火事が起こったときに使われるためのものだろう。 更に高いところへきて、そろそろ集落の上限も近い港の見える場所。ここから集落の山側の縁を歩いて今見…

更に登る

狭い坂道を上る…何度も改修された跡が不思議な景観を作っている。古い石垣は積み直され、洗い場が何かの跡に乗せられている。そして雨水溝が埋められたのは確かだが、なぜか蓋が斜めにカットされている。こういうものを記録に取ることはとても重要で、今は何…

急坂

島なのでとうぜんプロパンガスなのだが、その倉庫も狭い路地のはずれにあり出し入れは不便そうだ。「立入禁止」…もちろんのことだ、しかしよく見ると鍵はかかっていない。これも島ならではのことだろう。 いよいよ急坂を登って集落の山側へ行く…これを見ても…

更に路地を歩く

崖の養生で元からの階段はコンクリートに塗り込められ、すでにどこにもつながっていない。土地がないため流しが家の外にあるのも漁村ではよく見かける景色である。先のお堂もコンクリートに半分埋まっている。 しかしここでも中を覗くと新旧の地蔵菩薩が大切…

ふたたび路地へ

風雨が強いため社の建つ岬から、また崖下の町並みに退散する。いくら養生してあるとは言ってもヒビだらけで、グラっときたら家々は押しつぶされそうである。手前の家など車はもちろん、スクーターや自転車でも玄関まで辿り着けない。向こうの家は増改築が多…

エビス社内の不思議な供え物

社殿内(と言ってもコンクリートの大きな箱)の隅に各種の岩が積み上げられている…珊瑚らしいものもあるが単なるコンクリート板のかけらもあった。ゴミではなく祀ってあるのである。 そして壁には朽ちた扇の残骸が祀られている…これも扇の骨の長さが2本だけ…

エビス社

崖を直接登れないため、またムラの中に戻り、細い階段を上ったところにエビス社はあった。まさに海の神様にふさわしい場所だが、強烈な風と雨である。もとは木造の神殿が建っていたと思われるが、台風で吹き飛んだようで、今はコンクリート製の社がふたつ建…

ムラの中へ

さっそく雨を避けて集落内に入る…雨が降っていても傘が要らないのは本当である。このような路地がほとんどのため風も雨も防げる…案外土地が狭いだけではなく太平洋の風波を避けるのにも役に立っているのかも知れない。 集落の西外れに着くと岩山にめり込むよ…

保戸島上陸

まず連絡船待合所へ入る…雨が本降りになってきたので、それなりの支度をせねばならない。待合所はちょっとした土産物を売っていたり、個人の持ち物があったりで荷物でいっぱいだ。しかし活気というものを感じた。 待合室を出るとすぐに立派な診療所がある。…

保戸島

津久見の町はさながらセメント関係の企業城下町である。連絡船から見える景色も工場と貨物船ばかりが目立っていた…小雨の降るなか出発した。 30分ばかりの航海で保戸島に着いた…雨はだんだん激しくなっていく。この島は他の多くの離島と異なり漁業で成功し…

如来堂

今日はまた近所の如来堂付近の乱開発現場を台風20号の通過後の記録をしてきた。7月の豪雨と台風でそうとうに土壌の流失があったが、今回の台風でも造成地の法面の養生がなされていないために、更に大きな土砂がムラの水路に流れ込んでいる。中央の如来堂…

鬼ようず

2012年、姫路公園競馬場での最後の全国凧揚げ大会の記憶=その後のことは不明。この日は取材で来たのだが(日本凧の会の人々には何度もお世話になった)記念にこの凧を貰った…もちろんその凧「見島の鬼ようず」を持って走り子供の頃以来数十年ぶりに凧揚げを…

風穴をあとに

洞外へ出ると一瞬でレンズが曇る=湿度が高く、一気に20℃以上気温が上がるので当然で、レンズ表面だけではなく内部のエレメントも曇るため、レンズを拭いても無駄である。 下まで渓流の木陰を歩くと、来るとき気が付かなかった二宮金次郎像が立っていた…ど…

風穴へ

そろそろ河内風穴から出よう。試しにストロボを焚くと目には見えないが空気中には霧状の水滴が漂っているようでストロボの光を散光する。 もとの広間へ戻る...上と同じ場所だがノンシンクロだと透明に見えている。左上の小さな穴が外との出入口である。写っ…

「とおしあい」

福井県おおい町大島地区の民俗行事「とおしあい」に今年も来賓として9回目の参加をした。「とおしあい」とは地区に古くから伝わるマルキブネを使った競漕祭りで、100年ほど前にいったん途切れたが19年前に復活して、途中から日本の丸木船(刳船)研究…

風穴に戻る

別の洞窟の枝道へ…ここもだんだん狭くなり最後は進めなくなる。ゴロゴロしている岩は長年の間に上から崩落してきたものらしく、地震などが起こると危険な場所と言えよう(穴が塞がり出入りできなくなる)。 人工照明の岩を逆光で撮ると光のあたっている場所…